■ 中井幸子展



□ コメント
生きているということは風景とともにあることです。そして、たとえ同
じ時間をすごしたとしても、感じられる風景はその人自身の体験でしか
ありえないという事実があると思います。
風景はたったひとりでみるもの。わたしの、感覚的かつ断片的に記憶さ
れている風景。それらを再構築することで、再び感知し記憶します。
あなたとわたし…交差する記憶の断片は存在するのでしょうか。
つじつまあわせの風景 はじまりのような、おわりのような…
いまのところ、そんなかんじです。


□ 略歴
1976 三重県生まれ
2001 京都精華大学大学院芸術研究科洋画専攻修了

個展
1998 みつめてきたこと  (京都精華大学春秋館ギャラリー・京都)
2000 One−Where are you ?  (Nobody House・京都)
2005 One−Where are you ? Vol.2     (ギャラリー白・大阪)

グループ展
2000 日墨現代美術交流展「思」(メキシコ国立自治大学・メキシコ)
2004 BASE POINTS   (アートスペース上三条・奈良)