■ エッチャーの会銅版画展−石井順一・折口佳代・河村喜裕
  中北裕子


□ エッチャーの会
1970年代、関西の銅版画家の集りとしてスタートした「エッチャー
の会」は数年で解散し、木村茂指導のもとにエッチングの本来の工程で
あったニードルを駆使して、硝酸液による腐蝕版画を一貫して作り続け
ているのが今のエッチャーの会である。
年一回のグループ展での発表を重ねて20数年になる。地味な仕事をこ
れほど長く続けられるのは銅版画本来の仕事であるエスプリの表現に徹
しているからである。

□ 石井順一


□ 略歴
1949 鳥取県生まれ
1977 久保晃教室でデッサンを始める
1979 木村茂指導のもとで本格的にエッチングを始める
画廊みやざき他で個展、グループ展多数

□ 折口佳代


□ 略歴
1959 大阪府生まれ
1982 木村茂の指導のもとで本格的にエッチングを始める
画廊みやざき,茶屋町画廊,マサゴ画廊,ギャラリーR.P他で個展、グループ展多数

□ 河村喜裕


□ 略歴
1948 京都府生まれ
1990 木村茂指導のもとで本格的にエッチングを始める
茶屋町画廊,マサゴ画廊,ギャラリーR.P他でグループ展多数

□ 中北裕子


□ 略歴
1958 大阪府生まれ
1983 木村茂の指導のもとで本格的にエッチングを始める
画廊みやざき,オンギャラリー,茶屋町画廊,マサゴ画廊,ギャラリ
ー松井,ギャラリーR.P他で個展、グループ展多数