Clay Working!!
大阪産業大学工学部環境デザイン学科堤研究室クレイワーク展 '11

近藤彰人・二宮諒・延原祥太・畑中佳枝・村田祐視・冷泉慶明


2011.2.28-3.5 ギャラリー白





□ 近藤彰人



人には様々な感情がある。美という感情を作品で表現し、結晶の美しさを表現し、結晶の美しさで感動を与えたいと思う。
結晶釉を通して釉薬に美しさが宿り、美しさには人を魅了することも感動させることもある。その美しさを肌で感じてほしいと思う。




□ 二宮諒



あるとき、茶碗に釉薬で木葉を焼き付けた木葉天目茶碗を目にし、茶碗に浮かび上がる葉脈の美しさに魅了された。
それをきっかけに葉っぱの葉脈の美しさを際立たせるようなお皿を制作しました。
見る人、使用する人に、自然を感じてもらえればと思います。




□ 延原祥太



初めて陶土での制作を行った時に、曲線や表面の滑らかさを表現することに適した素材だと感じた。
土特有の柔らかさや滑らかさを生かした曲線を主体とする作品を、椅子や般若の面の制作で試みました。




□ 畑中佳枝



毎日一生懸命生きている働きアリたちに休みをあげたらどうなるのだろう。 私たちのように好きなものや行きたいところに行くのでは?
すこし休憩。ゆっくり自分の事をかんがえる。お散歩でもいたしましょう。




□ 村田祐視



幼い頃からずっと龍に惹かれるところがあった。
龍は神もしくはそれに近い存在、人が近づくことすらできない存在であり、国や文化によっては恐怖の対象、伝説上の生物である。
このとても強い存在である龍を、弱く儚い龍とは似ても似つかない女性の腕に巻きつけることで生まれる矛盾さ、ジレンマのようなものを表現しました。




□ 冷泉慶明



野菜の形は日常生活に馴染みやすい形をしていると思い、今回はコーヒーを飲む時のシュガーポットとして使える作品を制作しました。