黒 展
井田照一・黒崎彰・中島一平・福田新之助・デイヴィッド ホックニー


2012.9.24-9.29 ギャラリー白





□ 井田照一



1941年、京都市生まれ。
1965年 京都市立美術大学(現:京都市立芸術大学)西洋画科修了。
1970年代後半から、東京を中心に多数の作品を発表。
1976年、東京国際版画ビエンナーレ展文部大臣賞。
1977年、日本現代版画大賞展優秀賞。
1980年、クラコウ国際版画ビエンナーレ展ポーランド名誉賞。
2004年、紫綬褒章受章。
「Surface is the Betweenー表面は間である」というコンセプトを掲げ、版画を中心に油彩、ペーパーワーク、陶、ブロンズなど様々なメディアへと作品を制作している。




□ 黒崎彰



1937年、旧満州大連生まれ。京都工芸繊維大学卒。
錦絵に魅了され1965年頃より木版画をはじめた。
1967年、国画会で新人賞受賞。
1970年、第14回シェル美術賞展・3席。
第7回東京国際版画 ビエンナーレ・文部大臣賞。第3回クラコウ国際版画ビエンナーレ・メダル賞、ワルシャワ国立美術館 買上賞を次々と受賞し、一躍70年代版画界のスター的存在となる。




□ 中島一平



1948年、京都市生まれ。
1972年、京都市立芸術大学西洋画科構想設計教室卒業。
1983年、靭ギャラリー(大阪)で初個展。以降大阪を中心に個展、グループ展多数。
1983年、第2回吉原治良賞コンクール<大賞>、第5回エンバ美術賞展<優秀賞>、
1984年、第15回 日本国際美術展<兵庫県立近代美術館賞>受賞。
パブリックコレクションとして、大阪府立現代美術センター、 兵庫県立美術館、大阪市、茨木市、大阪府島本町、甲南大学図書館、大阪経済大学。




□ 福田新之助



1959年、大阪府生まれ。
1982年、大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業。 同年から90年まで、関西の若手作家によるグループ展「イエス・アート」を企画、出品。
1986年「ART NOW ‘86」(兵庫県立近代美術館)、翌87年「ARTISTS NETWORK EXPANDED 1987」 (福岡県立美術館)に出品。
1991年、大久保英治、三村逸子らと芸術家集団「クンスト・クラフト・クルップ」 を結成。1992年から、その土地の写真と土を焼いた作品の制作を始める。
以降、関西を中心に個展、グループ展多数。




□ デイヴィッド ホックニー



1937年、ブラッドフォード・ソルテア(イギリス)生まれ。
現在はアメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点として活動する芸術家。
1960年代より ポップ・アート運動にも参加し大きな影響を与え、イギリスの20世紀の現代芸術を代表する1人である。 アメリカ西海岸の明るい陽光を感じさせる華やかな色調で、室内風景、プールのある邸宅、人物などを 描いたものが多い。油彩のほかクレヨン画や、数十枚のスナップ写真を貼り合わせたフォト・コラージュの 作品にも優れたものがある。またスカラ座やメトロポリタン歌劇場などのための舞台芸術も多く手がけている。