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陶芸の提案2017−必然 <テキスト:奥村泰彦>
石井 美緒・一色 智登世・木野 智史・下村 一真・ 田中 野穂・中島 綾香・西 崇 |
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2017.4.3-4.15 (4.9 close) ギャラリー白
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陶芸の提案2017「必然」を巡って |
「陶芸の提案」はギャラリー白が選んだ若手の陶芸作家によるグループ展です。そのメンバーには毎年若干の入れ替わりがあり、また近年は予めテーマが提示されています。今年は12名の作家が選ばれ、テーマとして掲げられたのは「必然」という言葉です。
必然。必ずそのようである、というのは、避けようなく絶対確実に、また議論の余地のない必要性を以て、そのようであるということを意味する言葉です。
必然的であるかどうかということは、作品についての判断を下す場合に、一つの基準として評価を支える観点でもあります。作品としての必然性なり、表現の必然性なりといった言い方で、作品の質を評価することはしばしば行われます。ただ、そこで何がどう必然的なのかということは、都度都度に問い直されることです。
必然であるという判断は、例えばものが上から下に落ちるといった物理的な、あるいは機械的な現象について言う場合には客観的に行うことができるでしょう。しかしそれ以外の、人間の行為であるとか、美術作品について考えるとき、必然であるということはそれ自体が一つの評価の結果であって、その評価にいたる思考の過程次第で必然であるのか否かの判断はわかれていくものです。
必然であることは前提として存在するのではなく、結果として判断されるものだということです。
この展覧会は、現代陶芸と呼ばれる領域で作品の制作を行う若い作家によるものですが、まずその現代陶芸という作品の在り方自体が、必然とは考えられないものでした。その始まりは、四耕会や走泥社といったグループを形成した作家たちの制作に認められるものです。戦後、つまり20世紀後半の関西において、陶芸を生業とした人たちの中から、その素材と技術を用いて従来の陶芸とは異なる造形の可能性が探求し始められたのでした。土を成形して焼成するという技法によって、様々なものが作られてきた歴史があり、それは伝統として作られるものを規定しています。茶碗であり花器であり香炉であり置物であるようなものを作る技法としての陶芸です。現代陶芸は、その中から生まれ、そういった伝統とは異なった何ものかを生み出そうとする運動でした。そこで、陶芸において陶芸の枠を超えることが必然であるか否かが、まず問われることとなります。
従来の陶芸とは異なったものですが、といって彫刻として生まれてきたものでもない造形物をどうとらえるか。それは必然性を以て生まれてきたものなのかどうか。
必然という言葉が発せられるとき、その背後に対義語として「偶然」が意識されていることが多々あります。
しかし、現代陶芸という領域を生み出した作家たちは、偶然の産物としてそのような造形を生み出したわけではなく、明確な意図を以て制作に当たったのでした。必然である、という確信こそなかったかもしれませんが、偶然に形作られたものでもないのです。彼らが対峙せねばならなかったのは必然性を巡る批判であり、そこで必然と対になるのは「不要」という判断です。
現代美術とは何かということはしばしば問題となります。現代に作られたという同時代性のみならず、現代美術をそれとして特徴づける要素はあるのかどうなのか。一つ考えられるのは、現代が根拠を失った時代だという認識を共有する表現であるということではないでしょうか。精神の拠り所としての神を根拠に置くことができなくなったというのは、キリスト教文化圏において語られるところですが、一方で普遍妥当性を持つとされる科学的な探求についても、その進歩の結果として、その基盤自体が疑わしいものとなったと考えられるようになりました。自らの存立の根拠への問い直しが、自らの存立自体を危うくし、自己否定を自らのうちにはらむという性格が、現代的なるものには通底しています。
現代陶芸と呼ばれる領域もまた、陶芸について、あるいは造形的な存在としての自己のありかたを批判する中から生まれてきたものです。逆説的ですが、このような状況において不要という判断は必然を根拠付ける要素の一つとなります。今日から振り返れば、現代陶芸の誕生と展開は、歴史的な必然と評価しうるものです。
さて、ではここで選ばれた若い作家たちが、現代陶芸という領域を表現の手法として選び、制作を行うことの必然性、そして生み出される作品の必然性は、改めて問われねばならないところでしょう。むしろ今は必然性を欠いた表現と見られるものであっても、必然に向けて制作を続けられることを、それによってここで提示される作品もまた必然として眺め直される時間を持ち続けられることを、作家たちには期待したいものです。
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奥村泰彦(和歌山県立近代美術館 教育普及課長)
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□ 石井 美緒
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ひねりやろくろ、土で出来上がってきた作品には、それを造形するために触った時間、手がかつてどう動いたかが記録されている。 |
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□ 略歴
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1987 |
福岡県生まれ |
2012 |
京都造形芸術大学大学院修了 |
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個展 |
2012 |
「殻」 |
(ギャラリー白3 :大阪) |
2013 |
いずれ逝く夏 |
(Gallery PARC・京都) |
グループ展 |
2008 |
ひふみ展 |
(空・鍵屋:京都) |
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めばえ展 |
(京都造形芸術大学:京都) |
2009 |
京都同時代陶芸展 |
(元立誠小学校:京都) |
2010 |
delta |
(東京) |
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どんぶり展 |
(ギャラリーH2O:京都) |
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京料理展 |
(京都市勧業館みやこめっせ:京都) |
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日中韓共同学生陶芸展 |
(韓国) |
2011 |
超カワイイ主義宣言 |
(山ノ内町立志賀原高原ロマン美術館:長野) |
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京都造形芸術大学大学院修了制作展 |
(京都造形芸術大学:都) |
2013 |
陶芸の提案2013 "生命" |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
2015 |
micro macro 石井美緒・田中野穂 展 |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
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陶芸の提案2015−今見えているもの |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
2016 |
陶芸の提案2016 -用を放擲して- |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
陶芸tomorrow |
(GALLERY MARONIE:京都) |
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同じ窯の位相 |
(ARTZONE:京都) |
2017 |
陶芸の提案2017 -必然- |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
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□ 一色 智登世
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種をまく
結果として何かしらの芽が出る
どんな種であろうともまけば芽が出る
すべての出来事には、事の始まりの種を持っている
私からうまれる種
豊にし明るくする、そんな種をまいていきたい
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□ 略歴
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1982 |
大阪府に生まれる |
2005 |
大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース卒業 |
2007 |
大阪芸術大学大学院博士前期芸術制作修了 |
|
個展 |
2005 |
INAXガレリアセラミカ |
(東京) |
2009 |
Insects |
(ギャラリー白3:大阪) |
2011 |
やきもの新感覚シリーズ90th 一色智登世展 |
|
(INAXライブミュージアム:愛知) |
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Seed Isshiki Chitose Ceramice Exhibition |
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(Galeria Punto:兵庫) |
2012 |
BISCUIT×一色智登世 |
(平田タイルBISCUIT:大阪) |
|
POP-open sesame- |
(ギャラリー白3:大阪) |
2013 |
POP STEP JUMP |
(Galeria Punto:兵庫) |
2014 |
A SEED FLIES |
(STREET GALLERY:兵庫) |
2015 |
RUSTLE |
(DELLA-PACE:兵庫) |
2016 |
Meet |
(DELLA-PACE:兵庫) |
グループ展 |
2004 |
CERAMIC DECORATIONS |
(インテックス大阪:大阪) |
2005 |
大阪芸術大学卒業制作学外選抜展 |
(マイドーム大阪:大阪) |
2006 |
くらしの工芸展 |
(近鉄百貨店あべの店:大阪) |
|
ガレリアセラミカの11人展 |
(世界のタイル博物館:愛知) |
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SPICY LIFE!!! |
(ギャラリー百音:愛知) |
|
伊丹国際クラフト展 |
(伊丹市立工芸センター:兵庫 |
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CLAYxPLAY |
(ガナアートスペース:韓国) |
2007 |
大阪芸術大学大学院修了制作学外展 |
|
(サントリーミュージアム:大阪) |
|
器・小さなオブジェ・道具展 |
(INAXガレリアセラミカ:東京) |
2009 |
アジア現代陶芸 新世代の交感展 |
(愛知県陶磁資料館:愛知) |
2010 |
陶芸の提案2010 |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
NATURARS,NOT BY NATURE |
|
(ギャラリーエスプリヌーボー:岡山) |
2011 |
陶芸の提案2011 |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
ART RESCUE展 |
(Gallery BIRD:大阪) |
|
BUTTON Exhibitio |
(リンカネ:奈良) |
2012 |
置物一展 2012 the exhibition of Art of OBJECTS 2012 |
|
(悠遊舎ぎゃらりぃ:愛知) |
|
陶芸の提案2012 |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
陶芸の提案 |
(JR大阪三越伊勢丹6Fアート解放区:大阪) |
|
オブジェ作家のつくる器展 |
(楓ギャラリー:大阪) |
2013 |
置物一展 2013 the exhibition of Art of OBJECTS 2013 |
|
(悠遊舎ぎゃらりぃ:愛知) |
|
陶芸の提案2013 "生命" |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
創立60周年記念未生流中山文甫会いけばな展 |
(高島屋:大阪) |
|
Rich Seasons オリエ30×30cmアート展 |
|
(ORIE Art Gallery:東京) |
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アートプログラムin鶴林寺val.2〜施美時間〜 |
(鶴林寺:兵庫) |
2014 |
置物一展 2014 the exhibition of Art of OBJECTS 2014 |
|
(悠遊舎ぎゃらりぃ:愛知) |
|
陶芸の提案2014 "Line" |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
Contemporary Ceramic Art in Asia 2014 |
|
(Clayarch Gimhae Museum:韓国) |
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日仏交流現代美術展2014 |
(MI gallery:大阪) |
|
世界とつながる本当の方法 みて・きいて・かんじる陶芸 |
|
(岐阜県現代陶芸美術館:岐阜) |
2015 |
陶芸の提案2015−今見えているもの |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
2016 |
陶芸の提案2016 -用を放擲して- |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
神戸アートマルシェ2016 |
|
(神戸メリケンパークオリエンタルホテル:兵庫) |
2017 |
陶芸の提案2017 -必然- |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
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|
□ 木野 智史
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|
必然について
やきものは偶然的な要素の強いものだったかもしれません。しかし現在は素材や技法、道具の変化によって作り手の想像するものが以前より作りやすくなったのではと思います。
作りたいものを作るべくして作る。まだまだ苦戦していますが必然的に青白磁を焼けることに近づいた今の時代の技術に感謝しています。
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□ 略歴
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1987 |
生まれる |
2010 |
京都精華大学芸術学部素材表現学科陶芸科卒業 |
2012 |
京都市立芸術大学大学院陶磁器科修了 |
|
個展 |
2010 |
ギャラリー白3 |
(大阪) |
2011 |
ギャラリー白 |
(大阪) |
2013 |
ギャラリー白3 |
(大阪) |
|
ギャラリー恵風 |
(京都) |
2014 |
京都高島屋 |
(京都) |
|
[月讀] |
(新北市立鶯歌陶瓷博物館:台湾) |
|
[残心] |
(現代美術 艸居:京都) |
2015 |
[夕凪] |
(ギャラリー恵風:京都) |
|
ギャラリーこちゅうきょ |
(東京) |
2016 |
[残映] |
(現代美術 艸居:京都) |
グループ展 |
2004 |
美工作品展 |
(京都市美術館:京都) |
2005 |
美工作品展 |
(京都市美術館:京都) |
2006 |
美工作品展 |
(京都市美術館:京都) |
2008 |
京都精華大学陶芸二回生進級制作展 |
(ギャラリーマロニエ:京都) |
2009 |
陶芸23区 |
(ギャラリーマロニエ:京都) |
|
おしながき展 |
(くらふとギャラリー集:大阪) |
|
京都同時代学生陶芸展 |
(元 立誠小学校:京都) |
2010 |
京都精華大学 卒業・修了制作展 |
(京都市美術館:京都) |
|
フタのある形 part2 |
(ギャラリーヴォイス:岐阜) |
|
2010アジア現代陶芸展 |
(弘益大学校現代美術館:韓国) |
|
京都同時代学生陶芸展 |
(元 立誠小学校:京都) |
2011 |
京都市立芸術大学制作 |
(京都市美術館:京都) |
|
イケヤン☆チャリティー展 |
(Gallery Petitluxe:東京) |
|
賀茂観月祭 |
(上賀茂神社:京都) |
|
2011アジア現代陶芸展 |
(広東石湾陶磁博物館:中国) |
2012 |
京都市立芸術大学制作展 |
(京都市美術館:京都) |
|
陶芸の提案2012 |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪/JR大阪三越伊勢丹:大阪) |
|
わんの形 |
(ギャラリーヴォイス:岐阜) |
|
十人十色 |
(ギャラリー緑陶里:栃木) |
|
陶のかたち |
(ギャラリー北野坂:兵庫) |
|
あなたが選ぶ真夏の冷酒杯 |
(ギャラリーカフェ京都茶寮:京都) |
|
RELEASE/SEE |
(Zen Art Space:アメリカ) |
|
セカイノウツワ |
(うつわ屋めなみ:京都) |
|
2012アジア現代陶芸展 |
(新北市立鶯歌陶瓷博物館:台湾) |
2013 |
陶芸の提案2013 "生命" |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
十人十色 |
(ギャラリー緑陶里:栃木) |
|
つかえない器展 |
(ギャラリー北野坂:兵庫) |
|
陶のかたち |
(ギャラリー北野坂:兵庫) |
|
陶以美為用 |
(高島屋京都店美術画廊:京都) |
2014 |
陶芸の提案2014 "Line" |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
十人十色 |
(ギャラリー緑陶里:栃木) |
|
つかえない器展 |
(ギャラリー北野坂:兵庫) |
|
陶のかたち |
(ギャラリー北野坂:兵庫) |
|
トッテのある形−PartⅡ |
(ギャラリーヴォイス:岐阜) |
2015 |
陶芸の提案2015−今見えているもの |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
超京都artkyoto2015 |
(京都文化博物館:京都) |
2016 |
陶芸の提案2016 -用を放擲して- |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
よいの形 |
(ギャラリーヴォイス:岐阜) |
|
Rencontre-いま、ここで、出会う《交差する現代陶芸コレクション》 |
|
(兵庫陶芸美術館:兵庫) |
2017 |
陶芸の提案2017 -必然- |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
公募展 |
2008 |
via art OSAKA 2008 |
(サンケイブリーゼタワー:大阪) |
2010 |
京都府美術工芸新鋭展 京都工芸ビエンナーレ |
|
(京都文化博物館:京都) |
2011 |
神戸ビエンナーレ 2011 現代陶芸コンペティション |
|
(兵庫陶芸美術館:兵庫) |
|
第6回 月のアート展 |
(ギャラリー月の庭:京都) |
|
第9回 国際陶磁器展美濃 |
(セラミックパークMINO:岐阜) |
|
第30回 長三賞常滑陶芸展 |
(愛知県陶磁資料館:愛知) |
|
第26回 国民文化祭・京都2011美術展「工芸」 |
|
(南丹市立文化博物館:京都) |
2012 |
京都府美術工芸新鋭展 京都美術工芸ビエンナーレ |
|
(京都文化博物館:京都) |
|
第7回 月のアート展 |
(ギャラリー月の庭:京都) |
2013 |
全国クラフト展 |
(あわぎんホール:徳島) |
|
大阪工芸展 |
(アジア太平洋トレードセンター:大阪) |
|
京展 |
(京都市美術館:京都) |
|
The 4th ICMEA Symposium 2013 |
(西安富平陶芸村:中国) |
|
8th International Biannual of Ceramics Kapfenberg |
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(KUZ:オーストリア) |
2014 |
The International Bienal or Ceramics of Marratxi |
|
(パルマ・デ・マヨルカ:スペイン) |
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Officine Saffi International Competition for Art Ceramics and Design |
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(ミラノ:イタリア) |
2015 |
ⅢInternational cermic triennial UNICUM 2015 |
|
(国立スロベニア美術館:スロベニア) |
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59th International competition of contemporary ceramic art |
|
(ファエンツァ国際陶芸美術館:イタリア) |
2016 |
2016 Taiwan Ceramic Biennale |
|
(新北市鶯歌陶瓷博物館:台湾) |
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36 CICA2016 |
(アルコラ陶芸美術館:スペイン) |
アートフェア |
2015 |
アートフェア東京2015 |
|
(東京国際フォーラム:東京)【ギャラリー艸居】 |
受賞 |
2011 |
第6回 月のアート展<準優秀賞> |
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第26回 国民文化祭・京都2011美術展「工芸」<奨励賞> |
|
2012 |
京都市立芸術大学作品展<奨励賞> |
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第7回 月のアート展<審査員優秀賞> |
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陶磁器の島AMAKUSA陶芸展<審査員特別賞> |
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2013 |
大阪工芸展<大阪府教育委員会賞> |
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The 4th ICMEA Symposium 2013<グランプリ> |
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2014 |
The International Bienal or Ceramics of Marratxi<グランプリ> |
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2016 |
2016 Taiwan Ceramic Biennale<審査員賞> |
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36 CICA2016<second prize> |
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コレクション |
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富楽国際陶芸博物館(中国) City hall of Marratxi(スペイン) 新北市立鶯歌陶瓷博物館(台湾) ニューアーク美術館(アメリカ) 国立スロベニア美術館(スロベニア)
ファエンツァ国際陶芸美術館(イタリア) 兵庫陶芸美術館(兵庫) |
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□ 下村 一真
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ちの再会を祝い、これでもかと焚き続ける。
作為と無作為、破壊と創造の狭間を渡ってきたものは、なにものだろうか。
羽化して飛び立つのか。解体されて食べられるのか。
どちらも悲しく、どちらも尊く、どちらも美しい。
わからない。
ただそこにあるのは、崇高なる憧れと情熱。
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|
□ 略歴
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1992 |
三重県に生まれる |
2015 |
京都市立芸術大学卒業 |
2017 |
京都市立芸術大学大学院修了 |
|
個展 |
2016 |
ギャラリー白3 |
(大阪) |
グループ展 |
2013 |
第10回陶のかたち展 |
(ギャラリー北野坂:神戸) |
|
京都同時代学生陶芸展 |
(元・立誠小学校:京都) |
|
次世代工芸展 |
(京都市美術館:京都) |
2014 |
つかえない器展2 |
(ギャラリー北野坂:神戸) |
|
第11回陶のかたち展 |
(ギャラリー北野坂:神戸) |
|
コツツボ展 |
(ギャラリー北野坂:神戸) |
|
京都同時代学生陶芸展 |
(元・立誠小学校:京都) |
|
コンクリート・ニ・モル-II- |
(ギャラリー北野坂:神戸) |
2015 |
陶のかたち展vol.12 |
(ギャラリー北野坂:神戸) |
|
神戸ビエンナーレ2015 現代陶芸コンペティション入賞・入選作品展 |
|
(兵庫陶芸美術館:兵庫) |
|
京都同時代学生陶芸展 |
(元・立誠小学校:京都) |
|
わん・碗・ONE展 |
(京都陶磁器会館:京都) |
|
21世紀鷹峰フォーラム 次世代工芸展 |
(京都市美術館:京都) |
|
住まいと暮らしの道具展 vol.1「 akari 」 |
|
(ギャラリー北野坂:神戸) |
|
アジア現代陶芸交流展 |
(中国美術学院:杭州) |
2016 |
よいの形 |
(ギャラリーヴォイス:岐阜) |
|
LOVE the MATERIAL in AOYAMA |
|
(伊藤忠青山アートスクエア:東京) |
|
陶のかたち展vol.13 |
(ギャラリー北野坂:兵庫) |
|
京都同時代学生陶芸展 |
(元・立誠小学校:京都) |
|
アジア現代陶芸交流展 |
(台北當代工藝設計分館:中華民国) |
|
わん・碗・OEN~次代を担う若者の作品展~ |
|
(京都陶磁器会館:京都) |
|
次世代工芸展 |
(京都市美術館別館:京都) |
|
百酒ひゃくはいぐでんぐ展 |
(高島屋京都店:京都) |
2017 |
陶芸の提案2017 -必然- |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
|
|
□ 田中 野穂
|
|
遠いところで輝いているもの、掴みたい時に掴めないもの。
記憶をコンセプトに制作しています。
物語を持った作品であるよりも、観る人の物語を引き出せるような、
記憶のための装置、そんな作品を目指しています。 |
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|
□ 略歴
|
1987 |
北海道生まれ |
2010 |
京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科陶芸コース卒業 |
2012 |
京都造形芸術大学大学院修士課程修了 |
|
|
|
個展 |
2009 |
「あのひ」 |
(ギャラリー門馬ANNEX:北海道) |
2011 |
「いつか」 |
(ギャラリー白3:大阪) |
2012 |
「ういむい」 |
(KUNST ARZT:京都) |
グループ展 |
2009 |
丼な器展 |
(GALLERY H2O:京都) |
|
京都同時代学生陶芸展 4芸大合同展 |
(元 立誠小学校:京都) |
2010 |
京都造形芸術大学卒業制作展 |
(京都市美術館) |
|
Delta 大学院陶芸修士1回展 |
(Artspace88:東京) |
|
2010アジア現代陶芸展 日中韓大学合同展 |
|
(弘益大学校現代美術館:韓国) |
|
どれみふぁそらしどんぶり展 |
(GALLERY H2O:京都) |
|
京料理展示会 |
(みやこめっせ:京都) |
2011 |
SPURT展 |
(京都造形芸術大学・ギャルリ・オーヴ:京都) |
|
脈展 |
(Gallery PARC:京都) |
2012 |
京都造形芸術大学大学院修了制作展 |
(京都造形芸術大学:京都) |
|
脈 vol.2| ゆきてきゆ展 |
(Gallery PARC:京都) |
2013 |
いきもの展 |
(ANTIQUE belle:京都) |
2014 |
丼〜TOUCH ME〜展 |
(GALLERY H2O:京都) |
|
2014アジア現代陶芸展 |
(金海クレイアーク美術館:韓国) |
|
第3回そば猪口アート公募展 |
(安曇野高橋節郎記念美術館:長野) |
2015 |
micro macro 石井美緒・田中野穂 展 |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
ing…-うつわの仕事、自分の仕事- |
(GALLERY H2O:京都) |
|
どん丼いこう展 |
(GALLERY H2O:京都) |
2016 |
陶芸の提案2016 -用を放擲して- |
|
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
|
ing…-うつわの仕事、自分の仕事- |
(GALLERY H2O:京都) |
|
BIBAIでアート&京都造形芸術大学 教員と北海道OB展 |
|
(アルテピアッツァ美唄:北海道) |
2017 |
陶芸の提案2017 -必然- |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
受賞 |
|
京都造形芸術大学卒業制作展 学科賞 |
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第3回そば猪口アート公募展 入選 |
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□ 中島 綾香
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|
作品を制作しているとき、無意識の内に自分の感情や、これまで見てきたもの、記憶にあるものが作品にいつの間にか
入り込んでいる事がよくある。この事はごく自然なことであり、それこそ今回のテーマである「必然」と言ってもいいのではないかと
私は考えている。
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|
□ 略歴
|
1989 |
大阪府に生まれる |
2012 |
大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース卒業 |
2014 |
大阪芸術大学大学院芸術研究科博士課程(前期)修了 |
2017 |
金沢卯辰山工芸工房修了 |
|
現在 |
大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース 非常勤副手 |
|
個展 |
2012 |
ギャラリー白 |
(大阪) |
2013 |
ギャラリー白3 |
(大阪) |
2015 |
ギャラリー白3 |
(大阪) |
2016 |
ギャラリー白3 |
(大阪) |
グループ展 |
2011 |
第23回日中交流作品展 |
(大阪芸術大学:大阪) |
2012 |
卒業制作優秀選抜展 |
(アートコートギャラリー:大阪) |
|
Sakai陶芸展part6 |
(北野田フェスティバル2Fギャラリー:大阪) |
|
第23回日中交流作品展 |
(大阪芸術大学:大阪) |
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第13回大阪芸術大学グループ学生作品オークション展 |
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(大阪芸術大学ほたるまちキャンパス:大阪) |
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大阪芸術大学大学院工芸研究領域1回生展 |
(大阪芸術大学:大阪) |
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東アジアの当代陶芸交流展 |
(新北市立鶯歌陶瓷博物館:台湾) |
2013 |
人でなし!! |
(浜崎健立現代美術館:大阪) |
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プロジェクト京2013展覧会 |
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(独立行政法人理化学研究所計算科学研究機構:兵庫) |
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Sakai 陶芸会小品展 |
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(北野田フェスティバル2Fギャラリー:大阪) |
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2013アジア現代陶芸交流展 |
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(金沢21世紀美術館:石川/愛知県陶磁資料館:愛知) |
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アートインナガハマ2013 |
(長浜市中心市街地:滋賀) |
2014 |
大阪芸術大学大学院修了制作展 |
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(大阪芸術大学/大阪芸術大学ほたるまちキャンパス:大阪) |
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陶芸の提案2014 "Line" |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
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金沢卯辰山工芸工房研修者作品展 |
(海みらい図書館:石川) |
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研修者お茶道具展 |
(金沢卯辰山工芸工房:石川) |
2015 |
金沢卯辰山工芸工房研修者修了展 |
(金沢21世紀美術館:石川) |
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第71回金沢市工芸展 |
(めいてつエムザ:石川) |
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陶芸の提案2015−今見えているもの |
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(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
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賑わい回廊 |
(興能信金アートアベニュー:石川) |
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石川の現代工芸展 |
(金沢21世紀美術館:石川) |
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研修者お茶道具展 |
(銀座の金沢:東京) |
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かなざわ燈涼会 |
(しら井2Fギャラリー:石川) |
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世界工芸コンペティション~茶の時空間~ |
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(金沢21世紀美術館:石川) |
2016 |
WORKS「色の間(あわい)」・「WORKS+」 |
(銀座の金沢:東京) |
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金沢卯辰山工芸工房研修者修了展 |
(金沢21世紀美術館:石川) |
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第72回金沢市工芸展 |
(めいてつエムザ:石川) |
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陶芸の提案2016 -用を放擲して- |
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(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
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石川の現代工芸展 |
(金沢21世紀美術館:石川) |
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研修者お茶道具展 |
(銀座の金沢:東京) |
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金沢21世紀工芸祭・工芸回廊 |
(旧中村邸2F:石川) |
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玉川高島屋日本物語・石川県若手新鋭作家作品展 |
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(玉川高島屋:東京) |
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2016アジア現代陶芸展 |
(台湾) |
2017 |
第73回金沢市工芸展 |
(めいてつエムザ:石川) |
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金沢卯辰山工芸工房研修者修了展 |
(金沢21世紀美術館:石川) |
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陶芸の提案2017 -必然- |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
イベント |
2012 |
「水の都ヴェネツィアンフェア」 |
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(イタリア料理店かくれんぼ:奈良) |
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「どっぷり船場 じっくりアート」展 |
(旧小西議助商店:大阪) |
2015 |
金沢クラフトマルシェ |
(しいのき迎賓館:石川) |
受賞 |
2012 |
大阪芸術大学卒業制作展<学科賞> |
2014 |
石川の現代工芸展<北國新聞社社長賞> |
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2014 |
石川の現代工芸展<北國新聞社社長賞> |
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2015 |
第71回金沢市工芸展<入選> |
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石川の現代工芸展<エフエム石川社長賞> |
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世界工芸コンペティション~茶の時空間~<入選> |
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2016 |
第72回金沢市工芸展<入選> |
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石川の現代工芸展<現代工芸大賞> |
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□ 西 崇
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私は過程と現象の結果をテーマとしました。
素材が記憶する作り手の意思が、現象として必然的に生じる
その現象は土の記憶として永久的に存在する
表面上は自然に、しかしその根本には過程がもたらす必然がある
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□ 略歴
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1988 |
和歌山県生まれ |
2013 |
大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース卒業 |
2014 |
堺市 ハーベストの丘 里山陶芸工房 勤務 |
現在 |
大阪芸術大学 非常勤副手 勤務 |
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個展 |
2016 |
ギャラリー白3 |
(大阪) |
グループ展 |
2015 |
陶のかたち展 |
(GALLERY北野坂:兵庫) |
2016 |
ぐいのみ展 |
(ギャラリー数奇:愛知) |
2017 |
陶芸の提案2017 -必然- |
(ギャラリー白/ギャラリー白3:大阪) |
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