■ 武永亘弘展



□展覧会によせて−山本修司(主催者・美術家)
武永は6年から7年前より卵に顔、卵に顔と、事あるごとに周りの人に
見せる。それは新しく覚えた手品でも見せるように楽しそうである。た
だなぜ卵に顔で飽きもせず、そればっかりなのか深く聞きもしないが、
作者自身も深くこれでないといけないとは考えてなさそうである。私は
何回となく見せられているうちに暗示にかかってしまい、この展覧会を
する事になったようだ。
卵の形態は、シンプルでありながら不思議なイメージを与えてくれる。
大小、柄はありながら、形的にはほとんど差を感じない。しかし、その
中に造型されている顔には、一つ一つ限りない差(個性)を感じてしま
う。この物体の魅力はそんなところにもあるようだ。
この展覧会をするにあたり、クンスト・クラフト・クルップのメンバー
に協力していただいた事を感謝します。


□ 略歴
1971 大阪府生まれ

個展
2004 ギャラリー白3                  (大阪)