山下 真人 展 “ignis”
YAMASHITA Masato


2019.2.25-3.9 (3.3close)
ギャラリー白 kuro




ignis
近年、小型カメラを用い、瞼(まぶた)を通した光を撮影した作品を制作しています。
本展「ignis」はラテン語で「火(焔)」を意味し、蝋燭の火(焔)を被写体とした作品を展示します。
作品コンセプトの参考として以下の言葉を引用します。

ガストン・バシュラール:
「焔はわれわれをして初めて見るようにとさし招く。われわれはそれについての無数の思い出をもち、 それについて、まさに、ひとつのきわめて古い記憶をもつ者として夢見るのだが、しかもわれわれは 万人と同じようにそれを夢見るのであり、万人が思い出すように思い出すのである。その時、焔を前 にした夢想の最も恒常的な法則のひとつに従って、夢想家は、もはや単に彼自身のものばかりでは ないひとつの過去、世界の最初の火の過去のうちに生きるのだ」

ガストン・バシュラール(1966). 『蝋燭の焔』、渋澤孝輔(訳)、現代思潮新社、p.9より引用

2018.2 山下真人



□ 略歴

1981

兵庫県に生まれる

2003

兵庫教育大学 芸術系専修コース(美術分野) 卒業

2005

大阪教育大学大学院 教育学研究科 美術教育専攻 修了

 

個展

2004

ギャルリ OU

(大阪)

2005

ギャルリ OU

(大阪)

2007

ギャルリ OU

(大阪)

2010

ギャラリーけやき

(兵庫)

2013

ギャラリーけやき

(兵庫)

2017

ギャラリーけやき

(兵庫)

2019

ギャラリー白 kuro

(大阪)


グループ展

2003

elec展

'04〜 '17(ギャラリーあじさい:兵庫)

2005

春の小作品展

(ギャルリOU:大阪)

gallerism

(大阪府立現代美術センター:大阪)

2006

春の小作品展

(ギャルリOU:大阪)

2007

兵庫の陶芸展

(兵庫陶芸美術館:兵庫)

SANDA造形展

(郷の音ホール:兵庫)

2008

立体造形展vol.12

(ギャラリーけやき:兵庫)

KANSAI 3 CERAMICS

(ギャラリー数寄:愛知)

2009

信楽ACT2009

(山熊製陶所:滋賀)

FROM IZUSHI -出石の磁器、純白から広がる無限の世界-

 

(兵庫陶芸美術館:兵庫)

2013

戸田 守宣 山下 真人 展

(瀬戸市新世紀工芸館:愛知)

2014

Sapporo Conception 札幌現代アート交流展2014

 

(Gallery Retara:北海道)

2018

gallerism 2018 in 中津

(PIAS GALLERY:大阪)

 

受賞

2005

第7回 国際陶磁器展美濃 陶芸部門銀賞・岐阜県知事賞

2006

第5回 出石磁器トリエンナーレ 佳作賞

2007

第19回 日本陶芸展 準大賞・日本陶芸展賞